桜餅の葉っぱには毒がある?嘘?本当?

桜餅には毒があるの?食品
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桜餅の葉っぱは食べる?食べない?

春になると桜餅を目にする機会が増えますね。桜餅には「関西風」と「関東風」の二種類があるってご存知でしたか?「関西風」は道明寺粉という粗目にひいたもち米でつくった丸みを帯びた道明寺餅と呼ばれています。一方、「関東風」はもち米ではなくて小麦粉でつくった平たい皮生地にあんを包んだもので長命寺餅とも呼ばれるようです。

男の子

関東風の長命寺餅は小麦粉をつかってるんですか。気づかなかったです。

長命寺餅は小麦粉ですが餅のようにもちもちしています。

ところで、この桜餅の葉っぱは食べますか?道明寺餅は葉っぱがきれいに取れないので大変ですが、小さい頃はとってたべていましたね。今はあの塩味がアクセントになって一緒に食べるほうが好きです。桜餅の正式な食べ方?というものはないみたいなので葉っぱはとっても取らなくてもよいみたいです。そんな桜餅の葉っぱですが、「毒がある」という話を聞いたことがありますか?初耳だったので少し調べてみました。

葉っぱに含まれる成分に毒性がある

桜餅は独特の爽やかな香りがありますよね?あの香り成分でもある「クマリン」という化学物質を大量に摂ると肝臓に毒性があるようです。でも、桜餅として食べる量くらいでは問題にはならないので安心して良さそうです。桜餅好きな方で一日に100個位たべるなら葉っぱはとって食べたほうがよいかもです。

クマリンによる毒性よりも、カロリーや糖分のほうが心配ですね

生の桜の葉っぱではあの桜餅の香りはしないですよね?あの香りは葉っぱを塩漬けにすることで成分が分解して香り成分の「クマリン」がでてきます。塩漬けにするのは味付けだけじゃなくて、あの桜餅独特の香りをだすためにやっているんですね¹。

クマリン

1*) 高石清和. “サクラの葉のクマリン成分の研究.” YAKUGAKU ZASSHI 88.11 (1968): 1467-1471.

天然物質のなかにはクマリン酸のように糖類と結合した状態で存在する物質がたくさんあります。このような物質を配糖体と呼んでいます。水に溶けやすい糖類が結合することで、水溶性を上げる効果があります。植物は配糖体にして生理活性物質を貯蔵しています。塩漬けにすると浸透圧で水が出る時に一緒に配糖体が出てきます。この配糖体はβグルコシダーゼという酵素によって分解されて、糖とクマリン酸に分解します。

クマリンってどんな成分?

クマリンの毒性が心配されるのは、おそらく、クマリンという仲間が医薬品や農薬(殺鼠剤)として使われているからだと思います。

クマリン系殺鼠剤

クマリン系の医薬品として有名なものはワーファリンです。ワーファリンは血を固まりにくくする薬ですが、同時に殺鼠剤としても使われます。

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