コーヒーは国民飲料
みなさんはコーヒーはお好きですか?
私はコーヒーが大好きで毎日何杯も飲んでしまいます。お昼とかご飯を食べるとすぐに眠くなってしまうので、眠気覚ましのコーヒーは欠かせません。(でもカフェインに強くないので一日3杯までにしています)
身の回りでコーヒーを飲んでいる人は多くありませんか?
それもそのはず、実は日本は一人あたりの消費量が世界第4位のコーヒー大好き国なんです。
(EUを除く)
ちなみに1位はノルウェー、4位にはアメリカがあります。
コーヒーをたくさん飲んでいると、同じようにみえるコーヒーでも違いがあることがわかってきて、好みが出てきます。
私は「酸っぱい」コーヒーはあまり好きではありません。どちらかというと苦味や甘みがつよいコーヒーが好きです。
コーヒーの酸味とは?
コーヒーの酸味は品種や焙煎の仕方によっても変わります。一般的に浅煎りのほうが酸味が強く、深煎りのほうが酸味が弱いと言われています。
代表的な品種では、キリマンジャロなどは酸味が強めで、コロンビアやマンデリンなどは弱いみたいです。
では、コーヒーの酸味の正体って一体何でしょう?
調べてみると、コーヒーにはいくつも酸味の成分が含まれていることがわかりました
クロロゲン酸、ギ酸、乳酸、酢酸、グライコール酸、レヴリン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、りんご酸、クエン酸
が含まれているようです。
酸っぱい成分の正体!
酸味は酸性の物質を口に入れると感じるものです。
酸性の化学物質で有名なのは塩酸(H-Cl)ですが、塩酸も舐めると酸っぱいです。
こいつらが、コーヒーの中に含まれる酸っぱい成分です。
一番上の酢酸は皆さん「お酢」に含まれる酸っぱい成分です。
こう見てみると酸っぱい成分の共通点が見えてきますよね?
酸っぱい物質には左のようなカルボン酸という部分が含まれています。この形があればそれが酸っぱいかどうかわかります。
でも実はこの酸っぱさの正体は右に書かれたH+です。
クエン酸は3つもこのカルボン酸があるから酸っぱいのでしょうか?
抗酸化作用を持つクロロゲン酸
体に良いとされるのはクロロゲン酸という成分です。
クロロゲン酸はワインなどでなじみのあるポリフェノールの仲間です。
クロロゲン酸には老化防止作用や脂肪燃焼作用、血圧降下作用があることが報告されています。
クロロゲン酸が豊富に含まれるのは浅煎りのコーヒーなので、クロロゲン酸摂取をしたい場合は浅煎りコーヒーを飲みましょう!
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