原子と元素の違い

科学
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原子と元素の違いはあるの?

正確に言うと原子と元素は違います。

何が違うかというとグループ分けが違います。詳しく説明していきましょう。

 

原子は何でできてるの?

原子とは何か?ということを説明するために、ヘリウムがどういうふうにできているかを説明しましょう。

まず、原子は「陽子」「中性子」、「電子」の3つの粒子からできています。

中性子:電荷を持たない粒子

陽子:+の電荷を持つ粒子

電子:-の電荷を持つ粒子

という性質を各々が持っています。電気にも+と-が磁石のN極とS極のようにあります。この電荷は陽子一個と電子一個とで打ち消しあい0になります。

原子は上図のように原子核とその周りに存在する電子からなっています。

原子核は中性子と陽子が合わさってできたものです。

原子が元素と違うのはなぜ?

ここで重要なのは「陽子の数=原子番号」が原子の性質に大きく関わるということです。逆に言えば、中性子の数が多少代わっても、その原子の性質はほとんど同じということです。

原子番号:陽子の数

質量数:陽子+中性子 の数となっている。

つまり、水素原子かどうかは陽子の数で決まり、中性子の数によって原子の構成は代わり、それらは同位体であるという。

度々出てくる周期表は原子番号順に並べたものです。

まとめ

元素とは陽子の数によって決まる性質がおなじ原子

原子とは、電子、中性子、陽子の3粒子からなる物質で、同じ元素でも中性子のかずによって原子の構成は変わります。

あんまり適当に原子、元素をつかわないほうが良いかも。

 

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