元素って何?

科学
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元素とは?

前回、ベンゼンのお話で、ベンゼンという物質はテトリスのブロックのようなものだと言いました。そしてよく見るとそのブロックを作っている小さなブロックがあることもわかります。

これが元素ですと言いました。

元素はさまざまな種類がありますが、実際よく目にするもの、食べ物に多く入っているものは限られています。

 

身の回りの元素H, C, O, N, S, P, Na, Cl

たくさん元素はありますが、 実際に目にするものはそんなに多くないんです。ほとんどはH, C, O, Nが中心です。また、この順番で登場する機会が多い気がします。名前は、水素、炭素、酸素、窒素です。

木の棒で棒人間なんかを工作するとしたら、木の棒にあたるものが炭素です。水素はすき間を埋めたり、表面をかたどる粘土のようなものですね。

窒素や酸素はたまにつける飾りのようなものです。

 

名前の由来

○素というように、何かの素となっているためにそんな名前が付いています。炭素は炭ですね!燃えて炭になるようなものはこの炭素を含んでいます。紙も、プラスチックも糸、髪の毛も炭が残りますよね!これらには炭素が含まれています。

酸素は酸の素です。酸素が多い者には酸っぱいものもおおいです。また酸化する、錆びるという原因も酸素です。

窒素は空気に含まれる一番多い物質窒素の素です。窒素だけでは呼吸できずに窒息死してしまいます。窒素で有名なのはアンモニアです。強烈な匂いでこれまた窒息してしまいそうです。

窒素は肉とかに多く含まれます。そのため、魚とか腐らせるとアンモニア臭がします。

水素は文字通り、水の素です。炭素と仲良しで、よく一緒にくっついています。あまりにも炭素と窒素は多くて、いつも一緒にいるのでわざわざアルファベットを書かずに省略します。

まとめ

元素はとりあえず、炭素、窒素、水素、酸素がわかれば平気です。化学のほとんどを理解できると言っても少しぐらいしか言い過ぎで無いと思います(笑)

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